①全ての小児患者さんの窓口となります
海外では成人になるまでを小児と考えており、小児の内科的疾患の診療を主に行います。何科に受診するのが良いか迷われた場合でも大丈夫です。「中耳炎かしら?」「虫垂炎(盲腸)かしら?」という場合でもご相談ください。必要に応じて他病院へ紹介いたします。子どもさんに関する困りごとについての窓口とお考えください。
②感染症の予防を徹底します。
予防接種を徹底して行います。同時接種を積極的に導入し、複雑なスケジュールを極力簡略化し通院回数の負担を軽減いたします。行って参ります。クリニックに高性能の空気清浄機を配備し、また医師・スタッフも清拭、手指消毒の徹底を行い、感染拡大の予防も徹底いたします。
③慢性疾患の診断・管理を徹底して行います。
喘息、アトピー性皮膚炎、食物アレルギーといったアレルギー疾患は取り組み方で経過がかなり変わってきます。院長自らも幼少期からの治療経験があり、苦しさはよく理解しております。一緒に治していきましょう。また夜尿症、低身長なども漠然と様子を見ずに、早めにご相談ください。
各疾患について詳しい解説はこちらをご覧ください。
〇夜尿症
〇肥満症
〇便秘
④思春期の子どもさん特有の体調不良、心身症、不登校に積極的に関わります
小学生中・高学年ころから徐々に、起床困難(起立性調節障害など)、めまい、腹痛・嘔気、睡眠障害、頭痛などで体調不良を訴え、不登校になるお子さんも増加しており、社会問題となっています。
また心の問題で同様の身体症状を誘発することもあります。それらの大半は検査等で診断が明らかにできないことは少なくありません。また様々な発達特性(注意欠陥多動性障害、自閉スペクトラム症など)、近年知られるようになってきた”Highly sensitive person/child”(いわゆる敏感な感覚の人/子)等により、生きづらくなっているお子さんも多く見られます。お子さんの心情に寄り添い、ご家族や先生方の理解が問題解決に重要です。
診察は時間をかけてお話しを伺いますので、比較的空いている平日(月~金)午前中の受診をお勧めいたします。受診の予約はお電話をいただけますと、日時をご提案させていただきます。また診察中に他の急患の方が来院された場合は、一時診察を中断させていただく場合がありますのでご了承下さい。
また平日午前の受診が困難な場合は他の時間帯でも対応はいたしますが、診療にじゅうぶんな時間が割けないことが予想されます。まずは顔合わせとお話しを伺い、引き続き次回受診の調整をいたします。
来院の際に問診票をご記入のうえお持ちいただきますと診療がスムーズとなりますので、是非ご活用下さいますようお願い申し上げます(ダウンロードの上、プリントアウトして下さい)。
⑤大人の感染症のご相談にも対応いたします。
伝染性疾患(はしか、風しん、水ぼうそう、おたふくかぜ)は近年、大人の間で流行することも多く、問題となっています。お子さんとともに一緒にそれら感染症の予防接種もおすすめいたします。必要があれば免疫の有無を抗体検査で調べることもできます(保険外診療となりますので、ご相談ください)。特にこれから結婚、妊娠、出産をお考えのご夫婦や、海外転勤・転居等を控えている方々には是非お勧めいたします。
⑥当院で実施する検査
一酸化窒素ガス分析装置 | 吐いた息の中に一酸化窒素(NO)という気体がどのぐらい含まれているかを調べることで、気道の炎症の程度を分析できます。主に気管支喘息の診断や治療に役立ちます。喘息や、長引く咳が心配な方にはこの検査をお勧めいたします。 | |
自動体外式除細動器(AED) | 当院ではAEDを設置しています。 | |
スパイロメーター | 呼吸機能を検査する機器です。当院では主に気管支喘息の患者さんに検査を行います。 | |
パルスオキシメーター | 皮膚を通して動脈血酸素飽和度(SpO2)と脈拍数を測定するための装置です。 | |
血球数・CRP計数機 | 少量の血液で、血算(白血球、赤血球、血小板)と炎症反応(CRP)の計測が短時間でできます。貧血、細菌感染症などの診断に有用です。 | |
心電計 | 不整脈等の疾患が診断できます。 | |
ヴィジョンスクリーナー | 弱視など小児の視覚異常は主に3歳児健診で調べますが、実際は親御さんに自宅で検査をしていただくことがメインで、小児科医による診察では不十分なことが多く、理想は眼科の先生や視能訓練士さんによる評価が理想です。しかし全ての子どもさんを眼科の先生に診てもらうのは困難なため、当院では簡易的かつ精度の高い検査が本機器により可能です。6カ月の乳幼児から検査は可能で、お子さんに苦痛を伴うことなく実施できます。 | |
診断用X線装置 | 胸部X線撮影で肺炎などの呼吸器疾患の診断を行います。 腹部X線撮影で腸閉塞などの腹部疾患の診断を行います。 手部X線撮影で骨年齢を評価し、低身長の評価を行います。 |
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超音波診断装置 | 腹部、心臓など様々な臓器の画像評価ができます。 |
⑦当院で実施できる処置
(a) 点滴・静脈注射 (b) 吸入 (c) 鼻汁吸引 (d) 浣腸 (e) 臍処置(消毒、ポリープ処置、ヘルニア圧迫など)
⑧教えて!先生!
さまざまな疾患について解説します。
こちらのページをご覧ください!
⑨当院の診療体制
医療DX推進体制整備加算
当院はオンライン資格確認等システムにより取得した診療情報等を活用して診療を実施しています。
マイナ保険証の促進等、医療DXを通じて質の高い医療を提供できるよう取り組んでいます。
外来感染対策向上加算
当院は、受診歴の有無に関わらず、発熱その他感染症を疑わせるような症状を呈する患者さんの受入れを行っています。また、必要な感染防止対策として感染症疑いの患者さんと非感染症の患者さんの動線を分ける等の対応を行っております。
情報通信機器を用いた診療に係る届出
情報通信機器を用いた診療の初診では、向精神薬の処方は行いません。
機能強化加算
当院では、地域におけるかかりつけ医機能として、以下の対応を行っております。
● 健康診断の結果等の健康管理に係る相談
● 保健・福祉サービスに関する相談
● 夜間・休日の問い合わせへの対応
● 必要に応じ、専門医又は専門医療機関への紹介
なお医療機能情報提供制度を利用してかかりつけ医機能を有する医療機関が検索可能です。
医療情報ネット(ナビイ)
明細書発行体制加算
当院は療担規則に則り明細書については無償で交付いたします。
一般名処方加算
後発医薬品があるお薬については、患者様へご説明の上、商品名ではなく一般名(有効成分の名称)で処方する場合がございます 。